※ 「今月の衛星画像」 2019年のテーマは Google Earth Engine で変化を追う です ※
 Vol.21
−12    2019年12月号

ガンジス川 河道の変遷」

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「今月の衛星画像」で使用したデータの中には、「研究利用目的配布」で購入したデータが含まれています。
ADEOS
衛星の場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。MOS,MOS-1bの場合、データ所有および提供は宇宙開発事業団です。
LANDSAT
の場合、データ所有は米国政府、提供はSpace Imaging(R)/宇宙開発事業団です。またLANDAT8画像については産総研のサイトも利用しています。
SPOT
の場合、COPYRIGHT CNES、提供はSPOT(R)/宇宙開発事業団 です。
また、メリーランド大学やUSGSのアーカイブデータを使用することもあります。
2019年はGoogle EarthEngineを使用します

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 2019年のテーマは、「Google Earth Engineで変化を追う」です。


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 赤丸は画像の位置を示す

ヒマラヤ山脈中部に発し,インド北部を東西に横断してベンガル湾に注ぐインド最大の川がガンジス川である。全長約 2500km,流域面積 98万 km2といわれる。画像はこの河川の中流部を捉えており、ガンジス川は東に向かって流下している。ガンジス川はこの東方で流路を南に転じ、大三角州を形成してベンガル湾に流れ込む。
 1984年から2018年までの約35年で、1989年頃から北へ向かって湾曲部が伸びてゆき2002年頃まで湾曲は最大になる。ところがこの後、流路が振れるとともに湾曲部が切り離されてしまう。残された湾曲部は時間の経過とともに蛇行する流路から離れた三日月湖や湿地となり植生に覆われてゆく。地形学の教科書に書いてある沖積平野の記述を再現するような動画をこの部分で見ることができる。
 画像1 ガンジス川中流部  オープンストリートマップによる  画像1 ガンジス川中流部の河道の変遷  画像をクリックすると動画が開きます
   上の画像と動画はグーグルアースエンジンから作成したものです。